2025年1月に諸川先生による美術の特別講座「絵画は劇場になった!-絵画と演劇との関係をめぐって」を開催します。
申込み方法
11/8(金)正午より、申込み受付開始です。
下記ボタンよりお申込みください。
先着順で受付けます。定員(200名)になり次第、締切ります。
最終締切り日:2025年1月10日(金)
ネットメンバーの方
ネットメンバーに登録されている方は、ログインして特別講座コーナーから申込みいただくと、住所等の入力の手間が省ける形で申込みができます。
ネットメンバー以外の方
講座情報
講座名
絵画は劇場になった!-絵画と演劇との関係をめぐって
講座概要
今回の特別講義は絵画と演劇の相互関係を美術作品から読み解く試みである。
(講義の理解を深めるために2回連続で受講されることをお勧めします)
会場、時間、日程と内容、講師(敬称略)
1回だけでも複数回でも申込みが可能です。
会場
新百合21ビル地下2階・多目的ホール
時間
午前10時00分~11時30分
日程と内容
●1月17日(金)・第1回(10~15世紀前半)
古代に盛んに行われた演劇はキリスト教支配下に次第に影を潜めてしまった。しかし10世紀に教会が布教の一環として演劇的な「交唱」を認めてから聖史劇が発展し、演ずる場も教会内部から町の公共広場へと移された。再び人々の生活の一部となった演劇は、異時同図や感情表現など当時の壁画や祭壇画にも影響を及ぼした。今回はこの時期の演劇と絵画との相互関係について理解することを目標とする。
●1月24日(金)・第2回(15世紀後半~17世紀)
15世紀初頭に遠近法が発明されると絵画にも観劇しているようなリアルな感覚が求められた。絵画がいわば劇場のようになる。レオナルドの「最後の晩餐」はその典型だといえよう。
同じ頃ウィトルウィウスの『建築論』が再発見されると絵画の「劇場化」と相まって、古代劇場の再生の機運が高まり、ついに16世紀末、古代以来初の本格的な劇場テアトロ・オリンピコが完成する。この流れから17世紀以降にオペラが誕生することになるのである。
講師
諸川 春樹 多摩美術大学名誉教授
受講料
各回1,500円(税込み・資料代込み)
当日受け付けにて現金でお支払いください。
注意事項
・事前申込み制です。申込みをせず当日会場に来られても受講はできません。
・申込み開始前にお申込みをされても無効になります。
・1回のお申込みで1名(申込み者)の受講となります。
・お申込み後、ご都合が悪くなった場合は表面「申込み・問合せ先」までキャンセルのご連絡をお願い致します。